SSCナポリは今シーズンのテクニカルスポンサーをKappa社から変更。エンポリオ・アルマーニのユニフォームを着用することになる。


SSCナポリはテクニカルスポンサーを変更したが、イタリアのブランドであることには変わりない。今週末に2021-2022シーズンのリーグ戦開幕を控える同クラブは、エンポリオ・アルマーニと契約を結び、今シーズンのテクニカルパートナーとなった。過去数シーズンに渡ってユニフォームを担当していたKappa社から引き継ぐことになる。金銭的条件は明らかにされていない。

Kappa社はこのプレシーズン中もトレーニングウェアを提供し続けているが、変更は間近に迫っている。実際、同社はクラブのデジタル資産には表示されておらず、そのスペースをエンポリオ・アルマーニが埋めた。Lete社はメインスポンサーを継続し、ユニフォーム前面のLete社のロゴのすぐ下にはMSC Crociere社のロゴが残っている。

エンポリオ・アルマーニは、サッカーチームのユニフォームのデザインをしたことがほとんど無く、主に選手やスタッフが試合前スタジアムへ出向かう際に着用するスーツを提供していた。そのため同社にとって今回は斬新な試みとなる。例外は、エンポリオ・アルマーニが経営するバスケットボールクラブ「オリンピア・ミラノ」で、テクニカルスポンサー兼メインスポンサーである。また、イタリアオリンピック委員会と契約を結んでいるため、オリンピックの開会式やメダル授与式などで選手たちが着用するスポーツウェアも提供している。