ストリーミングプラットフォーム「Footters」は3シーズンの間、ラ・リーガ2部(セグンダディビシオン)の一つ下のカテゴリー「プリメラRfef(3部相当)」にその名を冠する。


スペインサッカー連盟(Rfef)は、プリメラ Rfefのさらなる知名度の向上を目的として、再びFoottersを味方につけた。2024年までの間、新たなリーグ(昨シーズンまで名称がセグンダBだった)にストリーミングプラットフォームの名を付けることになる。契約に際する金銭面は明らかにされていない。今後「プリメラRfef」は「プリメラ Rfef Footters」に改称される。

Foottersは以前よりセミプロサッカー界と密接な関係にある。何年もの間このカテゴリーの試合を放送してきた。しかし2週間前、2024年までの放映権を獲得しているFuchs Sports社と、スペインでの試合を同社のOTTで放送することで合意した。

Foottersは、同リーグの放映権獲得に向けて入札した団体のひとつだったが、開始時の価格から60%も低い価格での入札を行った。Rfefの会長ルイス・ルビアレス氏は、シーズンごとに1500万ユーロ(約19億4400万円)で売却する予定だったが、その金額での入札がなかった。最終的に37%減の年間946万ユーロ(約12億2600万円)でFuchs Sports社が落札した。

FoottersはFuchs Sports社とスペイン国内での放映権に関する契約を結び、その後各地域のテレビチャンネルと試合放送に関する合意に至った。

例えば、カタルーニャのスポーツチャンネル「Esports3」では、FCバルセロナBの試合を放送したが、この試合はFoottersのOTTでも見ることができた。

現在、Foottersは放映するリーグに名前を付け、セミプロサッカーでの知名度を高めている。プリメラRfefは、各20チームずつの2グループで構成されている。レギュラーシーズンは合計760試合が行われ、各グループで優勝した2チームが2部(セグンダディビシオン)に昇格し、優勝できなかったチームは、最後の2枠を決める昇格プレーオフで戦うことになる。