シュバインシュタイガー

近年ドイツサッカー界は大きな大会でうまくいっていない。2014年ワールドカップ優勝後に2016年のユーロでベスト4入りを果たして以降、ワールドカップでは2大会連続のグループステージ敗退、ユーロではベスト16止まりとなっている。

そして現在大詰めを迎えているU-21ユーロでもグループステージ敗退に終わっており、次世代にも暗雲が立ち込んでいる。

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この状況に危機感を抱いているのは、2014年ワールドカップの優勝メンバーであるシュバインシュタイガー氏。『talkSPORT』のインタビューで、ドイツ代表の衰退はペップが原因だと語った。

「彼がこの国に来たとき、誰もがショートパスを中心としたサッカーをしなければならないと考えていた。他国から見れば、我々は常に最後まで走りきって戦うチームだったと思う。この7、8年の間に、その美徳を忘れてしまったのだろう。我々はただ、ボールを美しくパスすることに集中しただけなのだ」。

ペップは2013年から2016年の間バイエルン・ミュンヘンの監督を務め、カップ戦やCLでも最低準決勝までは進出していた。

(By ALLSTARS CLUB編集部)