プレミアリーグ

プレミアリーグは、北米市場におけるサッカーの成長や、同リーグの20クラブ中9クラブ(※1)のオーナーがアメリカ人であることを利用するため、来夏のプレシーズンマッチを米国で開催することを検討していると『The Athletics』が報じている。

この大会では、ビッグ6(アーセナル、マンチェスター・シティ、トッテナム、チェルシー、マンチェスター・ユナイテッド、リバプール)から少なくとも1クラブが参加するミニトーナメントを作ることも検討されているそうだ。

前出のメディアによると、リーグに所属する20クラブのうち14クラブが賛成しているという。

この提案には、米国におけるプレミアリーグの放映権が過去最高額で販売されたことも影響していると思われる。NBCは同国での放送を継続するが、支払額は2028年まで年間4億5000万ドルと倍増だ。

現在、プレミアリーグはすでにアジアでプレシーズントーナメントを開催しており、2019年に発足したプロジェクトでは複数のクラブが中国、タイ、香港、シンガポールで試合を行なった。

アメリカでは、2026年にメキシコ・カナダと共同でワールドカップが開催されることが決定している。現在はアメフトやバスケの方が人気だが、いつかサッカー人気が上回る日が来るのかもしれない。

(※1)マンチェスターU、アーセナル、アストン・ヴィラ、クリスタル・パレス、リーズ、リバプール、チェルシー、マンチェスターC、ボーンマスの9クラブ