■2021年 優勝:マンチェスター・シティ ソユンク


2021年5月、レスターはオールド・トラフォードでユナイテッド相手に2-1の勝利を収め、ユナイテッドの優勝の可能性を打ち砕いた。

グアルディオラ監督は、「このシーズンとプレミアリーグのタイトルは、他に類を見ないものだった」と語り、「最も難しいシーズンだった。このシーズンは優勝したことでずっと記憶に残るだろう。私はここの監督であること、そしてこの選手たちのことをとても誇りに思っている」と語った。

■2022年 優勝:マンチェスター・シティ イルカイ・ギュンドアン


シティとリバプールが勝ち点差1の状況で最終節を迎えた21-22シーズンのプレミアリーグ。シティは勝利すれば自動的に優勝、リバプールが優勝するには勝利の上、シティが引き分け以下となれば優勝となる状況で、両者共に先制を許す予想外の展開に。

リバプールは前半のうちに追いつき、逆転の兆しは見えていたものの、シティは後半24分に追加点を奪われ、逆転には3点が必要な状況に。リバプールは勝ち越し点を決め、勝利を収めれば逆転優勝となる展開にアンフィールドは大きな歓声があがり、エティハドスタジアムではざわめきが起きていた。

リバプールの劇的な逆転優勝が現実味を帯びてきた状況だったが、マンチェスター・シティは後半31分、ギュンドアンのゴールで1点を返す。さらに33分にはロドリのミドルシュートが決まり、同点。スタジアムで大歓声が上がると、36分にはギュンドアンがこの日、2点目となるゴールが決まり、ついに逆転。

試合はそのまま3−2で終了し、シティが劇的な逆転勝利で優勝を決めた。リバプールは勝ち越しゴールを奪い勝利したものの優勝に一歩届かなかった。

今シーズンのプレミアリーグはギュンドアンの2点目のゴールが優勝を決定づけたゴールとなった。