先日、レアル・マドリードが2年ぶり35回目のリーグ制覇を達成した。リーグ優勝回数は依然としてリーグトップであり、2位バルセロナの26回、3位アトレティコ・マドリードの11回を大きく上回っている。

今シーズンのレアル・マドリードは、シーズンを通して比較的安定していた。滑り出しが絶好調だったレアル・ソシエダを抜いたあとは首位をキープ。ヴィニシウスの覚醒やベンゼマの安定したハイパフォーマンス、モドリッチの衰えの見えない大活躍などにより、見事優勝を決めた。

ちなみに、アンチェロッティ監督は今回のリーグ優勝により、史上初の欧州5大リーグで優勝に導いた監督となった。

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ところで、リーガ・エスパニョーラでは優勝しても賞金は出ない。その代わりに、テレビ放映権収入の25%が順位に応じて各チームに分配される。1位となったレアル・マドリードは、この25%を100と見立てた数字の17%を受け取ることになる。

具体的には、2021年の放映権料が約15億2200万ドルであることを考慮すると、3億8000万ドルが各チームに分配されることになり、そのうち、レアル・マドリードに支払われるのは6400万ドルである。

さらに、レアル・マドリードはチャンピオンズリーグで準決勝まで残っているため、6560万ドルの収入が確定している。決勝に進んだ場合は1632万ドル、優勝した場合は474万ドルの収入を受け取ることができる。


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