アノエタ

「アノエタ」は、少なくとも2074年までレアル・ソシエダのホームグラウンドとして使われていくだろう。El Diario Vasco紙によると、最終的に8000万ユーロ(約104億6700万円)近くかかったこの改修は、ラ・リーガが主導し、スタジアムを所有する公社「Anoeta Kiroldegia」との今回の契約更新で、投資の収益性を高めようとするものだという。

2016年まで、使用契約は2033年という期限付きだった。その後、期間内に改修工事を挟み、この使用権を2067年まで延長することで合意に至った。そして今回、さらに7年間を追加した契約が正式に更新された。

この追加の契約延長は、当初5070万(約66億3400万円)とされた投資額のうち、レアル・ソシエダが3670万ユーロ(約48億200万円)、バスク政府が1000万ユーロ(約13億800万円)、ギプスコア州議会が400万ユーロ(約5億2300万円)を拠出するなどの見直しが行われたためである。

また、この契約には、サッカースタジアムに隣接するミニスタジアムの改修も含まれており、そのミニスタジアムとスタンドの改良と拡大などに285万ユーロ(約3億7200万円)を投資するプロジェクトが、もう間もなく開始される予定だ。