モドリッチ レアル・マドリード

レアル・マドリードのルカ・モドリッチが支援するサッカーファン向けソーシャルネットワークを運営するクロアチア企業「Sportening」は、今年半ばに米国のシリコンバレーで1500万ドル(約17億2600万円)の資金調達を完了する予定。

同社は、この資金をもとに、製品インターフェースの改善、試合の選手評価などの新ツールの開発、ブランド拡大のための広告投資などを行うという。

クロアチアの起業家イバン・クラリッチ氏によって2019年に設立されたSportening社は、その1年後にベータ版を発表し、現在25万人以上のユーザーを抱えている。

サッカー以外にも、F1やバスケットボールを加えてスポーツのポートフォリオを拡大し、ユーザー数の増加を目指す。今後1年半で、最大600万人のユーザー獲得を目標としている。

今後、さらなる発展が見受けられればモドリッチがプレーするマドリードにオフィスを開設する可能性もあるという。またもう一つの候補地はトルコで、役員によると大きなビジネスチャンスがあるとのこと。

現時点では、プラットフォームをマネタイズすることはなく、いかなる収益も得ていない。「アプリにさまざまな機能を実装することで年内に収益化し、ビジネスを拡大したい」とクラリッチ氏は述べている。

アプリはAndroid、iOSなど各OSで無料で提供されており、主にイギリス、アメリカ、クロアチア、イタリアのユーザーが使用している。