サンプドリア

日本代表の吉田麻也が2020年から2022年の間に所属したことで知られるサンプドリアがリーズ・ユナイテッドの最大株主であるアンドレア・ラドリッツァーニ氏に売却されることを発表した。

ロイターによると、買収を成立させるためにはクラブ債権者の最終的な承認が必要であり、その話し合いは継続中であるとのこと。

この売却により、サンプドリアはセリエA降格後の財務状況を立て直すための4000万ユーロの資金調達を実施する予定だ。

今回退任するオーナー、マッシモ・フェレーロ氏の公式な声明や発言では、カタール・スポーツ・インベストメント(QSI)の関与については言及されていない。しかし、フランスとイタリアのメディアは、PSGのオーナーであるQSIがサンプドリアの少数株主として参加し、欧州のサッカー界での存在感を拡大すると報じている。

フェレーロ氏は、ラドリッツァーニ氏が、クラブ存続のために新たな投資家を切望していたサンプドリアのバランスシートを一掃しなければならないことを、メディアに対して訴えている。

クラブは選手やコーチへの給料未払いで、来シーズン、すでにセリエBのポイント制裁を受けることになる。

(By ALLSTARS CLUB編集部)