STVV

多くの日本人選手が所属していることで知られるベルギー1部のシント=トロイデンVV(以後、STVV)。23/24年はクラブ創設100周年という節目のシーズンであることから、チームにとってより大切なシーズンとなる。

今回紹介するのは、STVVの本拠地大王わさびスタイエンスタジアム。1927年に設立され、2011年の改修を受けて現在の近代的なスタジアムとなった。収容人数は14,600人。

サッカー専用スタジアムであるため、ピッチとの距離が近く、迫力のある試合を楽しむことができる。また、オフィシャルショップやレストランも併設されているため、試合以外を満喫することも可能だ。

それでは、大王わさびスタイエンスタジアムの全貌を細かくみていこう。

大王わさびスタイエンスタジアムの場所

ベルギー北東部のリンブルフ州の南西部に位置するシント=トロイデン。街の中心地から少し南西に行ったところに大王わさびスタイエンスタジアムがある。

首都ブリュッセルからは、ブリュッセル北駅でゲンク行きの電車に乗ると、1時間弱で最寄り駅のシント=トロイデン駅に到着する。そこから徒歩で10分ほどでスタジアムに行くことができる。

各スタンドの紹介

それでは、スタジアムの各スタンドを紹介していこう。スタジアムは、北スタンド、東スタンド、西スタンドに分かれており、それぞれに特徴がある。

北スタンド・アトモスフェア

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北スタンドは、熱狂的なサポーターが集まるゴール裏の席。全席立ち見が可能だ。試合によって異なるが、大人は15ユーロ〜で観戦することができる。また、24歳未満の学生であれば10ユーロ〜、12歳以下は5ユーロ〜となっている。

値段が上がる試合は、ゲンク戦、アンデルレヒト戦、クラブ・ブルージュ戦、ヘント戦、スタンダール・リエージュ戦、アントワープ戦。

東スタンド・ファミリー

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東スタンドは、ゆったりと試合観戦を楽しみたい人向けのサイドの席。こちらは試合によって変動し、12歳以下は12ユーロ〜、24歳未満の学生は15ユーロ〜、さらに大人は席の場所によっても異なるが、20ユーロ〜で観戦が可能だ。

値段が上がる試合は、ゲンク戦、アンデルレヒト戦、クラブ・ブルージュ戦、ヘント戦、スタンダール・リエージュ戦、アントワープ戦。

西スタンド・VIP

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西スタンドはVIP席となっており、より良いホスピタリティが用意されている。試合後にはファンが集まり、朝まで結果やチームについてビール片手に語りあかしている。運が良ければ選手たちに会える可能性も。こちらも席や試合によって変動し、12歳以下は20ユーロ〜、大人は30ユーロ〜となっている。

値段が上がる試合は、ゲンク戦、アンデルレヒト戦、クラブ・ブルージュ戦、ヘント戦、スタンダール・リエージュ戦、アントワープ戦。

ファンショップ

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スタジアム内に併設されているファンショップ。STVVのユニフォームやマフラータオルはもちろんのこと、Tシャツやポロシャツ、パーカー、エプロンなども販売されている。最もユニフォームが売れているのは、昨シーズン途中からレギュラーに定着し、今季も活躍が期待されるマッテ・スメット選手(19)だ。

ファンショップはスタジアムの北西部にあり、前売りチケットの購入も可能となっている。

レストラン「グランカフェ」

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スタジアム内には、「グランカフェ」というレストランも併設されている。朝食は、平日であれば6:30から、休日は8:00からとることが可能だ。

主食は20ユーロ〜30ユーロ、前菜は10ユーロほどとなっている。

まとめ

以上がSTVVの本拠地大王わさびスタイエンスタジアムの全貌である。首都ブリュッセルからも遠くはないため、ベルギーへ訪れた際にはぜひ立ち寄ってみてはいかがだろうか。

(By ALLSTARS CLUB編集部)