バランコ・セコ

UDラス・パルマスは、グラン・カナリア島の恵まれた気候を生かし、収益を上げたいと考えている。ラ・リーガ2部に所属している同クラブは、75万ユーロ(約9900万円)を支払って隣接する14.3ヘクタールの土地を取得し、2019年夏にオープンしたスポーツ施設への取り組みをさらに強化した。


ミゲル・アンヘル・ラミレスが運営するクラブの目的は、「バランコ・セコ」と呼ばれる土地を有効活用し、ハイパフォーマンス施設を建設することだ。ピナタル・アリーナ(ムルシア州)やマルベージャ・フットボール・センターなど、毎年世界各国からチームが練習に訪れるような練習施設を作り上げ、新たな収入源を得ようとしている。


今のところは、サッカーグラウンド3面、共同スペース、ホテルなどを新たに建設し、チームがトレーニングに集中できるようにしながら、プライバシーの確保にも配慮する計画。RCDエスパニョールもこのようなビジネスを加速させたいと考えているなど、多くのクラブが取り組んでいる路線でもある。