セリエA

 

先日ナポリがインテルに敗れ、ナポリの開幕からの無敗記録が15でストップした。

 

インテルやユベントス、ACミランをはじめ数多くの強豪がしのぎを削るセリエAで無敗を続けるのは至難の業である。

 

その強豪ひしめくセリエAで過去に凄まじい連続無敗記録を打ち立てたチームが存在する。

 

今回はセリエAで連続無敗記録TOP5を紹介し、当時のチームを紹介する。

5位 インテル(2006-07)/33試合

5位は2006年から2007年にかけて33試合無敗だったインテル。05-06シーズ終盤から06-07シーズンにローマに敗れるまで無敗記録を継続した。06-07シーズンはこのローマに敗れた1敗のみだったため、ローマに敗れていなければ無敗優勝を達成していた。当時インテルを率いていたのは元イタリア代表監督のロベルト・マンチーニでアドリアーノ、イブラヒモビッチ、マテラッツィ、クレスポ、フィーゴといった錚々たる面々が揃っていた。

4位 ペルージャ(1978-79)/38試合

4位にランクインしたのは過去に元日本代表・中田英寿氏も所属したことのあるペルージャ。ペルージャは1978年から79年にかけて38試合連続で無敗を誇った。無敗記録は77−78シーズンから始まり、78−79シーズンには当時1シーズン30試合制で行われていたセリエAで11勝19分という成績を残し無敗でシーズンを終え、79−80シーズンにトリノに敗れるまで続いた。78−79シーズンは無敗でシーズンを終えたものの優勝はミランに譲り、2位に終わった。

3位 フィオレンティーナ(1955-56)/40試合

54−55シーズンの終盤から55−56シーズンの最終節に敗れるまで40試合無敗を誇ったフィオレンティーナが3位にランクイン。55−56シーズンは優勝したものの最終節で敗れていなければ無敗優勝の偉業達成となっていた。

 2位 ユベントス(2011-12)/49試合

2位にランクインしたのはユベントス。11−12シーズンには無敗優勝を達成し栄光の9連覇への足がかりとなった。12−13シーズンにインテルに敗れるまで無敗を継続し、連続無敗記録を49まで伸ばした。監督はコンテが務め、ピルロ、ビダル、マルキジオらの中盤、バルザッリ、ボヌッチ、キエッリーニの3バック、ブチニッチ、ジョビンコらの前線、GKブッフォンといった磐石の布陣だった。

1位 ミラン(1991-93)/58試合

91−92シーズンに無敗優勝を達成したミラン。当時、名将カペッロがチームを率い、バレージ、マルディーニ、ライカールト、ドナドーニ、フリット、ファンバステンらスター揃いのチームだった。セリエAでは91−92シーズンから3連覇を達成した。当時「グランデ・ミラン」と呼ばれた彼らは歴代最長となる58試合のセリエA無敗記録を打ち立てた。