バレンシア

スペイン1部に所属するバレンシアCFの理事会が実施した最新の増資により、同クラブの最大株主『メリトン』のオーナーであるピーター・リム氏の持ち株比率が84.7%から90.5%となった。

具体的には、少数株主が49万7420ユーロ(約6681万円)分の株の買い付けを申し込み、クラブの株式資本に14万9226ユーロ(約2004万円)をつぎ込んだことによるものである。

このオペレーションは、バレンシアの株式資本を強化するだけでなく、法律で義務付けられている少数株主の持分の希薄化を防ぐことを目的としている。また、リム氏による最初の増資は、株式の額面で1298万ユーロ(約17億4300万円)、さらにプレミアムで3028万ユーロ(約40億6700万円)とクラブは発表している。

※プレミアム:株式の時価や発行額が額面金額を上回る場合、その超過金額のこと(引用:auカブコム証券)

バレンシアCF

今回のオペレーションは、クラブの経済的な立場の強化に繋がる。バレンシアは20-21年を3100万ユーロ(約41億6400万円)の損失で終え、経常利益は8%減の1億5200万ユーロ(約204億1500万円)であった。

スポンサー収入は1973万ユーロ(約26億5000万円)で、19-20年よりは50万ユーロ(約6715万円)多いものの、それ以前のシーズンの2476万ユーロ(約33億2550万円)と比べるとほど遠い数字となっている。