バレンシア

バレンシアCFは、新本拠地「ヌエボ・メスタージャ」の最終計画を改めて発表した。内容は、現在のメスタージャと同じ5万5千席としたクラブの最終提案を却下した上で、当初の計画と同じ7万人収容とするというもの。オーナーであるピーター・リム氏が考えていた新スタジアムの収容人数を現スタジアムと同等にするという意向に反して、クラブ側の増席計画が実行されることになった。

施設には太陽光発電の屋根、現在のメスタージャをイメージした地中海風のバルコニー、スタジアムの2階部分にレストランとホスピタリティエリアを設置し、スタジアムの改修の際に多くのクラブが力を入れている365日オープン(試合日以外でも収入が得られるシステム)を実現すると説明している。

当初のバレンシアCFの新スタジアムの総予算は3億5000万ユーロだったが、そのうちクラブはすでに1億7200万ユーロを投資済みと主張している。最終的に2億8700万ユーロの予算となり、2024年に完成させるためには、さらに1億1500万ユーロを追加しなければならない。

スタジアム改修の着手は、CVCからの資本注入の大半を使うことになるため、ラ・リーガ・インプルソ(CVCとラ・リーガの合意)と直接的に関連している。

Plaza Deportiva紙によると、これにさらに3500万ユーロが加わるが、これは将来スタジアムの命名権を売却することで得られる収入と、スタジアムで提供する新しいサービスから得られる収入で賄う予定だという。

バレンシアは20-21年を3100万ユーロの赤字で終え、経常収入は8%減の1億5200万ユーロとなった。スポンサー収入は前年比50万ユーロ増の1973万ユーロで、コロナウイルスが流行する18-19年以前のシーズンの2476万ユーロとは雲泥の差である。