ディマリア

2月14日はバレンタインデー。日本では女性が男性にチョコレートなどを渡す、もしくは女性同士でチョコレートを交換し合うなど若者を中心に盛り上がる日である。

一方海外では、国によっては男性が女性にプレゼントをするなどバレンタインデーには様々な文化がある。

人と人との繋がりが大切になるバレンタインデー。そんなおめでたい日が誕生日の有名サッカー選手が3人いる。今回はそれらのサッカー選手を紹介していこう。


エディンソン・カバーニ(1987年)


現在マンチェスター・ユナイテッドに所属するFWカバーニ。これまでナポリやパリ・サンジェルマンを中心にゴールを量産してきた。ユナイテッド移籍後1年目はリーグ戦で二桁ゴールをあげているものの、C・ロナウドが加入した21-22シーズンは出場機会が限られており、思うような結果が出せていない。

カバーニはパリ・サンジェルマンで通算200ゴール(301試合)を記録しており、クラブの歴代得点ランキングのトップに立っている。また、16-17シーズンには、35得点でリーグ・アン得点王と最優秀選手賞を受賞した。

また、ウルグアイ代表でもスアレスとの2トップでゴールを量産しており、126試合出場53得点をマークしている。近年の代表戦で印象に残っているゴールは2018年ロシアW杯ポルトガル戦でのドブレテ(1試合2得点)だろう。スアレスとの遠距離ワンツー、コントロールされた外から巻いたシュートは完璧だった。

カバーニはゴラッソをよく決めているイメージだが、ゴール以外の面でのチームへの貢献度も大きい。プレー面で言えば積極的に前線から守備を行う様子、試合中に若手にアドバイスをする様子などがよく見られ、チームに良い影響を与えていることは確かだ。

アンヘル・ディ・マリア(1988年)


現在パリ・サンジェルマンの主力として活躍するFWディマリア。ベンフィカ、レアル・マドリード、マンチェスター・ユナイテッドと強豪クラブを渡り歩き、正確無比な左足でアシストを量産し続けてきた。

自身がリーグ戦で最もアシストを記録したのは、パリ・サンジェルマン移籍1年目となる15-16シーズン。29試合に出場し18アシストをマークした。次に多いのがレアル・マドリード最終年である13-14シーズンの17アシスト(34試合)だった。

独特のリズムで相手を剥がし、寸分のブレもない左足での創造性豊かなパスで攻撃を作る。また、セットプレーも得意としており、コーナーキックから直接ゴールを決めたこともあった。

そして、アシストだけでなく決定力も兼ね備えており、豪快なミドルシュートをぶち抜く場面もよく見られる。2018年ロシアW杯で王者フランスを最も苦しめた試合と言われるラウンド16では、前半終了間際に同点ミドルシュートを叩き込んだ。

クリスティアン・エリクセン(1992年)


長年トッテナムの攻撃の要としてチームを支えてきたMFエリクセン。2021年に行われたユーロ2020では、フィンランド戦で突如倒れ、生命の危機と隣り合わせになる経験をしたが、先日プレミアリーグのブレントフォードに移籍することになった。

元々インテルに所属していたが、イタリアではICD(植え込み型除細動器)をつけた選手のプレーが認められていないため、退団せざるを得なかった。ブレントフォードへの移籍に際して、「復帰に関しては100パーセント安心している」と不安を見せなかった。

エリクセンの最大の武器といえば正確なパスだろう。トッテナム時代はハリーケインやソン・フンミンなどにパスを供給し続けた。15-16シーズンから18-19シーズンまで4年連続で二桁アシストを記録している。

また、フリーキックを中心としたプレースキックも得意としており、自身でゴールを決めたりアシストをしたりとトッテナムに欠かせない存在だった。