アルベルト・モレノ

21-22年のチャンピオンズリーグも準決勝を迎え、いよいよ佳境に入ってきた。

先に行われた準決勝1stレグのマンチェスター・シティ対レアル・マドリードでは、両チーム合わせて7得点という壮絶な打ち合いに。結果は、ホームのマンチェスター・シティが4-3で勝利し、次週行われるベルナベウでのセカンドレグへ向けて弾みをつけた。

そして今夜行われるのが、リバプール対ビジャレアル。19-20年以来の優勝を狙うリバプールと05-06年以来の準決勝進出となるビジャレアルが対戦する。

順当に勝ち上がってきたリバプールが勝利するのか、それともユベントスやバイエルン・ミュンヘンといった超強豪クラブを打ち破ってきたビジャレアルが勝利するのか。全世界が注目する一戦となるだろう。

今回はビジャレアルとリバプールの両方でプレーしたことのある選手たちを紹介しよう。

ぺぺ・レイナ


ビジャレアル:02-05

リバプール:05-13

長年に渡りリバプールの正ゴールキーパーとして活躍した元スペイン代表GKぺぺ・レイナ。リバプールに移籍する前はビジャレアルに所属していた。PKストップを大の得意としており、2006年FAカップ決勝のウェストハム戦では3本のPKを止め、優勝に大きく貢献した。

ヤン・クロムカンプ


ビジャレアル:05-06

リバプール:2006

かつてオランダ代表でもプレーしたヤン・クロムカンプ。エールディビジのAZで活躍したのち、ビジャレアルと長期契約を果たす。しかし、出場機会をあまり得られず、半年でリバプールへ移籍することとなった。ただ、移籍先のリバプールでも出場機会には恵まれず、半年でオランダのPSVへ移籍した。

ホセミ


リバプール:04-05

ビジャレアル:05-08

右サイドバックを主戦場として活躍した「ホセミ」ことホセ・ミゲル・ゴンサレス。マラガの下部組織からトップチームへ昇格し、3シーズン過ごしたのちプレミアリーグの強豪リバプールへ移籍した。ただ、出場機会に恵まれず、前出のヤン・クロムカンプとのトレードという形でビジャレアルへ移籍した。

ホセ・エンリケ


ビジャレアル:06-07

リバプール:11-16

05-06年にローン先のセルタでラ・リーガデビューを果たしたホセ・エンリケは、翌年にレンタル元のバレンシアからビジャレアルへ完全移籍を果たす。ただ、ビジャレアルは1年で退団し、プレミアリーグのニューカッスルへ移籍することとなった。2部降格を経験しながらも、貴重なメンバーの一人として活躍し、2011年にリバプールへ活躍の場を移した。リバプールでは滑り出しこそ良かったものの、怪我にも悩まされた。

アルベルト・モレノ


リバプール:14-19

ビジャレアル:19-現在

セビージャでラ・リーガデビューを果たしたのち、リバプールへ移籍することとなったアルベルト・モレノ。移籍当初は出場機会が多かったものの、2017年に現在のリバプールの主力左SBであるロバートソンがチームに加わってからは、試合に出る機会が激減した。そして2019年にビジャレアルへ移籍することとなった。ただ、ビジャレアルでも絶対的主力とまではいかない現状だ。

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