W杯

4年に一度、国の威信をかけて世界トップクラスの選手が戦うW杯。

1930年の最初のW杯から約90年が経ち、これまで21度開催されてきた。今年も22回目のW杯がカタールで開催されるが、選手へのプレッシャーは計り知れない。4年に一度、その時々の最高の選手が出場する大会のため、そう何度も体験できる舞台ではないだろう。

今回は出場することすら難しいW杯メンバーに選出され、最も試合に出場した選手TOP5を紹介する。

5位 クリスティアーノ・ロナウド(22試合)

史上初の5大会連続ゴールを決めたクリスティアーノ・ロナウドは、マラドーナやウーベ・ゼーラーを上回る22試合に出場した。惜しくも準々決勝でモロッコに敗れ、ワールドカップ優勝の夢は途絶えた。

4位 パオロ・マルディーニ(23試合)

史上最高のDFの1人として知られるマルディーニはイタリア代表としてW杯で23試合に出場した。イタリア代表としては16年間プレーし、126試合に出場した。

彼はW杯最多出場時間記録(2216分)を保持しており、長くイタリア代表のDFを支えた。

1990年に自身初となるW杯に出場し、その後通算4大会に出場し、2002年に代表引退した。

3位 ミロスラフ・クローゼ(24試合)

W杯での通算得点が16ゴールで、歴代通算得点ランキングでトップに立つクローゼは、ドイツ代表としてW杯に24試合出場している。

クローゼが最初にW杯に出場したのは2002年の日韓W杯。初出場ながら5得点を記録した。2006年のイタリア大会でも5得点を記録。2010、2014年のW杯にも出場し、2014年のブラジル大会では優勝を経験した。

1位タイ ローター・マテウス(25試合)

攻撃的な役割も、守備的な役割もこなすマテウスはドイツ代表として150試合に出場し、W杯では5大会に出場した。

1980年にドイツ代表デビューを果たしたマテウスは1982年のスペインW杯に出場し準優勝。1986年のメキシコ大会でも決勝に進出するもアルゼンチンに敗れ、2大会連続での準優勝となる。

1990年のイタリア大会では4得点を記録しキャプテンとして優勝を果たした。

マテウスは2000年までドイツ代表としてプレーし、W杯では歴代最多となる25試合に出場した。

1位タイ リオネル・メッシ(25試合)

現在のアルゼンチン代表を象徴する存在であるリオネル・メッシ。カタールワールドカップでは準決勝を含む6試合に出場し、マテウスの記録に並んだ。決勝もおそらく出場するため、単独トップになるだろう。