ベンゼマ

毎年、「1年間のパフォーマンス」が最も優れた選手に授与されるバロンドール。2021年までは先ほど強調した通り「1年間のパフォーマンス」が評価対象だったが、2022年から「1シーズンのパフォーマンス」が対象になると2022年3月に発表された。

「2つの半シーズン評価」から「1シーズン評価」への変更。これは過去の歴史を変える大きな出来事だ。この変更により、例年であれば2022年の評価に含まれるはずであったカタールW杯での出来は、22-23年の評価にまわる事になる。

5月中には欧州の全てのリーグが終了する。つまり、21-22年のバロンドール候補はすでに決まっているも同然なのだ。

プレミアリーグで言えば、サラーやマネ、ファンダイク、アーノルドなどのリバプール勢を初め、ソンフンミン、デブライネ、マフレズなどが挙げられ、その他リーグではヴィニシウスやクルトワ、エンクンク、レバンドフスキが有力候補か。

しかし、最も受賞する可能性が高いのはベンゼマではないだろうか。21-22年は47ゴール15アシストと超エース級の活躍を見せた。

ところで、バロンドールを受賞した際に手に入る賞金はいくらなのだろうか。

答えは「0円、0ユーロ、0ドル」だ。正確には、主催者からは一切金銭を受け取らない。バロンドールは「名誉」以外の何者でもないのだ。

ただ、選手たちは各スポンサーと個人的な契約を結んでおり、そこから報酬を得ることはある。El Confidencialによると、モドリッチは2018年のバロンドール受賞後、契約しているナイキから80万ユーロの報酬を得たという。

過去には、マラドーナ、クライフ、シェフチェンコ、カカ、ロナウド、ネドベド、ジダン、フィーゴ、リバウド、メッシなど錚々たる名選手たちが受賞してきたが、報酬は一銭も受け取っていない。彼らは、世界最高峰の名誉を手に入れているのだ。


【トロフィーの価値】

約3000万ユーロ

高さ31cm、縦23cm、横23cm。 重さは7.2kg