バイエルン・ミュンヘン

バイエルン・ミュンヘンの強さはプレー面だけではない。パンデミックの期間中も損失を出さずに乗り越えたが、21-22年に1270万ユーロの利益を出すと発表している。

アリアンツ・アリーナを運営する会社およびその他の子会社を含むグループの売上高は、前年同期比3%増の6億6570万ユーロであった。この増加の主な要因は、営業利益が前年同期比4%増の3億1780万ユーロとなったことによるもの。

スポンサーシップだけでも、最近2027年まで年間5000万ユーロで更新したドイツテレコム、アリアンツ、アウディを筆頭に、昨シーズンは2億2420万ユーロを計上。商品売上高は、ショップとスタジアムの再開により、9360万ユーロに達した。

各コンペティションからの収入は、準々決勝に進出したチャンピオンズリーグへの参加に伴うUEFAからの支払いを含め、1億5950万ユーロ。さらに、ブンデスリーガ、ドイツカップなどのスポンサーシップからは9990万ユーロを獲得した。

クラブのヘルベルト・ヘイナー会長は、「バイエルン・ミュンヘンは、スポーツ面の成功、経済の安定、社会貢献という3つの柱を基盤としています。パンデミックによって、これらの柱のどれかが崩壊したわけではありません。私たちは絶対的な安定性を保ち、毎年利益を上げ、3つの分野でクラブとしてのスタンダードを作り続けているのです。私たちのクラブは、ヨーロッパ全体のロールモデルとなっています」とコメントした。