アフリカ初のスーパーリーグが誕生する。アフリカサッカー連盟(CAF)は、1億ドルを拠出する新たな大会の創設を発表した。この大会は、アフリカ大陸で最も強い20クラブに固定の出場権が与えられ、さらに各地域のトーナメントを勝ち抜いた4クラブが毎年追加される予定。

アフリカ54連盟が全会一致で2023年の実施を承認した執行委員会には、この大会を支持しているFIFAのジャンニ・インファンティーノ会長も出席した。インファンティーノは、CAFに所属する54連盟それぞれに最先端のスタジアムを建設するための10億ユーロを投資する。

アフリカのスーパーリーグを作ろうという案は、決して新しいものではない。コロナウイルスが流行する前から、CAFはインファンティーノを中心にこの大会に取り組んでいた。名称は近々、より具体的な内容とともに発表される予定だ。この新大会は、大陸から40チームが参加する既存のCAFチャンピオンズリーグを真っ向から脅かすものであることは明らかである。

CAFのパトリス・モツェペ会長によると、大陸の54の各国連盟はそれぞれ「育成を含むサッカーの発展」という名目で100万ドルを受け取ることになるという。

また同氏は、「CAFスーパーリーグとの提携を熱望する投資家やスポンサーが雪崩れ込んできました。同大会は、アフリカサッカーをさらにレベルアップさせる大きな可能性を秘めています」と語った。