メッシ

歴代最多となる7度のバロンドールに輝き、世界最高の選手の呼び声高いPSGのリオネル・メッシ。2004年にデビューしたFCバルセロナでは2021年までプレー。2005年に17歳で初ゴールを記録すると徐々に出場機会を増やし、05−06シーズンにはスタメンに定着した。

その後、彼が獲得したタイトルはラ・リーガ10回、コパデルレイ7回、チャンピオンズリーグ4回など主要タイトルを何度も獲得し、得点を量産し続けた。

メッシがバルセロナのトップチームでデビューした2004年から退団した2021年までの間で監督を務めた人物は9人いたが、今回はその9人が監督を務めていた際のメッシの成績を紹介する。

フランク・ライカールト時代

2003〜2008年
110試合42ゴール26アシスト 
175分/ゴール
ラ・リーガ優勝2回
スーペルコパ優勝2回
チャンピオンズリーグ優勝1回

※CL優勝時はベンチ入りを果たしていない。

ペップ・グアルディオラ時代

2008〜2012年
219試合211ゴール92アシスト
86分/ゴール
ラ・リーガ優勝3回
コパデルレイ優勝2回
スーペルコパ優勝3回
CL優勝2回
UEFAスーパーカップ2回
クラブW杯2回

ティト・ビラノバ時代

2012〜2013年
35試合42ゴール13アシスト
66.4分/ゴール
ラ・リーガ優勝1回

ジョルディ・ロウラ時代

2012〜2013年の暫定監督
15試合18ゴール4アシスト
71.1分/ゴール

タタ・マルティーノ時代

2013〜2014年
46試合41ゴール15アシスト
91.2分/ゴール
スーペルコパ優勝1回

ルイス・エンリケ時代

2014〜2017年
158試合153ゴール76アシスト
90.3分/ゴール
ラ・リーガ優勝2回
コパデルレイ優勝3回
CL優勝1回
UEFAスーパーカップ1回
クラブW杯1回
スーペルコパ優勝1回

エルネスト・バルベルデ時代

2017〜2020年途中
124試合112ゴール51アシスト
90.5分/ゴール
コパデルレイ優勝1回
ラ・リーガ優勝2回
スーペルコパ1回

キケ・セティエン時代

2020年途中から同年CL敗退まで
24試合15ゴール19アシスト
144分/ゴール

ロナルド・クーマン時代

2020夏〜2021年秋
47試合38ゴール16アシスト
111.1分/ゴール
コパデルレイ優勝1回

メッシをデビューさせた監督として有名なライカールト時代のメッシは当初からその才能を発揮し、ペップが就任すると完全にエースとなった。200を超えるゴールを記録し、2度のCL制覇などの黄金時代を支えた。

その後はビラノバやマルティーノの下プレー。ルイス・エンリケが指揮した2014年から2017年まではスアレス、ネイマールと共に「MSN」を形成し、CLを制覇するなどした。その後はバルベルデの下、ラ・リーガを連覇するなど、2021年の退団までに公式戦778試合に出場して672得点を記録した。

バルセロナ退団後プレーするPSGではマウリシオ・ポチェッティーノ監督の下、34試合に出場し11ゴール16アシスト(261分/ゴール)という記録を残している。