ビジャとモリエンテスが「BStadium」のアンバサダーとして活動します。現在、同プロジェクトはすでにリーガ・エスパニョーラの16チームと契約しており、ソラレ社とも提携しています。


スポーツに関連した体験を提供する「BStadium」は、当初の見込みの2倍となる100万ユーロ(約1.3億円)の資金調達を完了しました。このラウンドには、スペインを代表する企業の投資家が参加しており、元選手のダビド・ビジャやフェルナンド・モリエンテスもアンバサダーとしてプロジェクトに関わっています。今後さらに同社はサッカー以外のスポーツ選手を取り込む準備を進めています。

ラウンド終了後、このスタートアップ企業は社名を「Book your Stadium」から「BStadium」に変更しました。創業者兼CEOのホアキン・マルティネス氏は、2022年には、イギリス、ドイツ、ラテンアメリカなどに国際展開し、ビジネスを倍増させることを目指しています。

現在は、16のリーガ・エスパニョーラのクラブがこのプラットフォームに登録されています。他のスポーツで言えば、Kosmos(創設者はFCバルセロナのピケ)と協力してテニスのデビスカップにも進出しています。テニスは、モーターレースやバスケットボールと同様に、2022年の注目スポーツとなるでしょう。

一方で、プラットフォームはソラレと共にNFTの世界に参入します。BStadiumは、ソラレの収集可能なカードをプラットフォーム上で紹介して獲得し、さらに、暗号通貨による決済システムの導入を図っています。BStadiumには現在12,500人のユーザーが登録しています。