先日ドルトムントのFWアーリング・ハーランドがブンデスリーガ最速の記録となるリーグ戦通算50ゴールを出場50試合で達成した。ザルツブルグで彗星の如く現れ、得点を量産し一気にスター選手に上り詰めたハーランドがブンデスリーガに来たのが2019年の12月。そこから約2年間で50ゴールを達成したことになり、驚異的な得点ペースである。

今回はそのハーランドが記録を更新したブンデスリーガ通算50ゴールをより少ない試合数で達成した選手達ベスト3を紹介する。

レバンドフスキやロッベン、リベリー、ブンデスリーガ得点記録を持つゲルトミュラーたちは入っているのだろうか。





第3位 ピエール・エメリック・オバメヤン(86試合)

現在アーセナルでプレーするオバメヤンは2013年にフランスのサンテティエンヌからドルトムントに移籍。持ち前の快速と長身を生かし得点を量産した。ハイライトは得点王を獲得した16−17シーズンの31ゴールだろう。香川真司ともプレーした彼は2017年のアーセナル移籍までの間に144試合で98得点を決めた。



第2位 クラース・ヤン・フンテラール(85試合)

オランダ出身のフンテラールはPSVでキャリアをスタートさせ、アヤックス、レアル・マドリード、ミランなどを渡り歩き2010年にシャルケに加入した。確かなシュート技術を武器に得点を取り続け、11−12シーズンには得点王のタイトルを獲得。元日本代表の内田篤人ともプレーした。2017年の退団までに184試合に出場し、84ゴールを記録した。



第1位 アーリング・ハーランド

冒頭で紹介した通り、ハーランドがフンテラールが持っていた最速記録85試合を大幅に更新し、50試合での50ゴール達成となった。また21歳と129日での達成は最年少記録でもある。スピードとフィジカルの強さとテクニックを兼ね備えた彼のスケールはどこまで大きくなっていくのだろうか。

レバンドフスキは5位となる91試合での達成、ロッベンは4位となる90試合での達成となっている。今後彼らの記録を更新するスターは現れるのだろうか?