ブンデスリーガ

ブンデスリーガは、将来的にテレビ放映権の売却を共同で行う投資会社を探すため市場に出た。内容は、同リーグの放映マーケティングを専門に行う子会社を設立し、投資ファンドの手に少数株式を渡すというもの。

ドイツの新聞「Handelsblatt」によると、この会社は国内および国際放送を担当することになるという。これは、ラ・リーガがCVCと交わした契約と同様のものとなるが、今回の契約はラ・リーガの契約より広範。前出の子会社は、テレビ放映純収益の10.5%から11.4%を25年間にわたり受け取る。

19-20年に10年以上ぶりに赤字に転落したドイツ1部リーグ・2部リーグは、20-21年の総損失額が51%増の3億2250万ユーロに拡大したと報告されている。

売上高は、両リーグを合わせて40億4940万ユーロ、そのうち放映事業は19億4590万ユーロで、前シーズン比11%増となった。この放映事業の内、1部リーグだけで16億5870万ユーロの収入を計上した。