アトレティコ・マドリードが『シビタス』をメトロポリターノ・スタジアムのメインスポンサーおよびタイトルスポンサーとして発表。

 

これによりエストレマドゥーラ州の不動産会社シビタスは、年間1,000万ドルを支払ってネーミングライツを利用していたワンダから引き継ぎ、10年間スタジアムの名称を得ることになる。これにより旧名「ワンダ・メトロポリターノ」は「シビタス・メトロポリターノ」に生まれ変わった。

 

経済的な詳細は明らかにされていないが、この契約には2つのプロジェクトが含まれている。シビタスは、クラブの”サステナビリティパートナー”として、また、不動産開発業者として、クラブが75年間の利用権を有する「パルケ・オリンピコ」の開発に携わり、練習施設を建設することになる。

 

これは2030年の持続可能な開発目標(SDGs)に沿うようにシビタスがクラブと協力して取り組むこととなる。

実はこの土地は市のオリンピックプロジェクトに使われる予定だった土地で、オリンピックプロジェクトが再始動せず事実上放棄されていた場所だ。前述の通りアトレティコは7500万ユーロでこの地区の利用権を得ている。