ヨーロッパリーグ

本日、ヨーロッパリーグプレーオフが行われ、ラウンド16へ進出するクラブが決定した。このプレーオフでは、CL各グループ3位のチームとEL各グループ2位のチームが対戦。EL決勝トーナメント進出をかけた熱い戦いが繰り広げられた。

結果は順当といえば順当だった。ただ、CL敗退組の中でもバルセロナやポルトなどが順調に勝ち進む一方で、ドルトムントはレンジャーズ相手に苦汁を嘗めさせられた。このように格下相手でも一筋縄ではいかないのがUEFA主催大会の魅力だろう。

さて、EL決勝トーナメントに進出する16クラブが決定したわけだが、各クラブの市場価値はいくらなのだろうか。今回はELラウンド16出場クラブのクラブ価値ランキングを紹介する。


21-22年EL決勝トーナメント出場クラブ


まずは決勝トーナメントに進出したクラブを確認していこう。

EL各グループ1位


レッドスター・ベオグラード(セルビア)

フランクフルト(ドイツ)

ガラタサライ(トルコ)

レバークーゼン(ドイツ)

リヨン(フランス)

モナコ(フランス)

スパルタク・モスクワ(ロシア)

ウェストハム(イングランド)

プレーオフ勝者


バルセロナ(スペイン)

ベティス(スペイン)

レンジャーズ(スコットランド)

セビージャ(スペイン)

ライプツィヒ(ドイツ)

ブラガ(ポルトガル)

アタランタ(イタリア)

ポルト(ポルトガル)

クラブ市場価値ランキング


※参照:Transfermarkt(2022年2月25日時点)

※全体〇〇位はUEFAに所属するクラブ内のランキング

5位 アタランタ(全体25位)


市場価値:3億7990万ユーロ

主な選手:サパタ、マリノフスキ、ボガ

CLではマンチェスターUやビジャレアルと同じグループに入り、3位敗退となったアタランタ。ELプレーオフでは、ギリシャの強豪オリンピアコスを2戦合計5-1で圧倒し、決勝トーナメントへ駒を進めた。

4位 レバークーゼン(全体22位)


市場価値:4億1745万ユーロ

主な選手:シック、ター、ヴィルツ

レバークーゼンは、古橋や前田、旗手、井手口が所属するセルティックやベティスと同じグループで戦い、1位で決勝トーナメントに進出。シックの覚醒や18歳ヴィルツの台頭でリーグ戦でも3位につける。

3位 セビージャ(全体21位)


市場価値:4億2490万ユーロ

主な選手:ラキティッチ、オカンポス、アクーニャ

チャンピオンズリーグをリールやザルツブルクと戦い、3位に終わったセビージャ。プレーオフでは、2戦合計3-2でディナモ・ザグレブに勝利しているものの、セカンドレグでは0-1で負けており、少しつまずいた形となった。リーグ戦では唯一首位レアルを脅かす存在となっている。

2位 ライプツィヒ(全体18位)


市場価値:4億5400万ユーロ

主な選手:エンクンク、ソボスライ・ドミニク、グラーチ

マンチェスターシティ、パリ・サンジェルマンと同組になるという不運に見舞われたライプツィヒ。CLグループステージ突破は果たせなかったものの、ELプレーオフでは強豪レアル・ソシエダに2戦合計5-3で勝ち切った。

1位 バルセロナ(全体8位)


市場価値:6億5200万ユーロ

主な選手:ブスケツ、ピケ、ペドリ

まさかのCLグループステージ敗退となったバルセロナ。ヨーロッパリーグへの参加は03-04シーズン以来実に18年ぶりだそう。

カンプノウで行われたELプレーオフの1stレグでは、ナポリ相手に1-1と勝ち切れず。2ndレグはナポリのホームであるため、バルセロナ不利かと思われたが、大量得点で勝利した。新戦力のフェラントーレス、オーバメヤン、トラオレが上手く機能しており、リーグ戦での上位フィニッシュに向けて明るい光が注がれた。

その他クラブ


以上トップ5を紹介してきたが、6位以下は次のような順位となっている。

6位 モナコ(全体28位)

7位 ウェストハム(全体29位)

8位 リヨン(全体31位)

9位 ベティス(全体47位)

10位 ポルト(全体48位)

11位 フランクフルト(全体54位)

12位 レンジャーズ(全体71位)

13位 スパルタク・モスクワ(全体76位)

14位 ガラタサライ(全体89位)

15位 ブラガ(全体92位)

16位 レッドスター・ベオグラード(トップ100圏外)

まとめ


以上が21-22年UEFAヨーロッパリーグ決勝トーナメントに進出するクラブの市場価値とUEFA内の位置付けだ。果たして数字通り進むのか、それともダークホースが一気に駆け上がるのか。注目しよう。