サッカーでは23歳以下であれば「若手」と見なされ、成長株としてチームやファンから期待される。上手くいけば10年以上もクラブを支えてくれる存在であるため重宝されるのは当然だ。日本で言えば大卒1年目から2年目くらいの年齢になる。

しかし競技人口の多いサッカーではさらに若くから活躍する選手もいる。例えばムバッペはすでに主力としてワールドカップ優勝を経験しているが、まだ年齢は23歳。このように10代から活躍する選手も数多くいるのが事実だ。

今回は2022年1月時点での10代選手の市場価値ランキングトップ5を紹介する。果たしてどの若手選手がランクインしているのだろうか。(市場価値の参考:transfermarkt)

10代で市場価値の高いサッカー選手は誰だ!

5位 アンス・ファティ

国籍:スペイン
クラブ:バルセロナ
ポジション:FW
市場価値:6000万ユーロ
年齢:19歳

メッシの後を継いで背番号10をつけるアンス・ファティは、現在怪我で戦線を離れている。しかし怪我をする前は5試合(スタメンは3試合)に出場し、3ゴールをマーク。覚醒の兆しを見せていただけに、怪我からの復帰が待たれる。

4位 ジャマル・ムシアラ

国籍:ドイツ
クラブ:バイエルン
ポジション:MF
市場価値:6500万ユーロ
年齢:19歳

バイエルンのタレント揃いの攻撃陣の中でも特に違いを作ることができる選手だ。特に狭いスペースでのボールキープや間を縫うようなパスセンスはバイエルンの中でも既に一番といってもいいかもしれない。

3位 フロリアン・ヴィルツ

国籍:ドイツ
クラブ:レバークーゼン
ポジション:MF
市場価値:7000万ユーロ
年齢:19歳

ヴィルツは昨シーズン31試合に出場し、10ゴール14アシストと圧倒的な活躍を見せている。ゴール数とアシスト数は、その前のシーズンの数字(5G5A)を圧倒的に上回り、一気にスター街道を駆け上がるだろう。

2位 ジュード・ベリンガム

国籍:イングランド
クラブ:ドルトムント
ポジション:MF
市場価値:8000万ユーロ
年齢:19歳

ベルンガムは21-22シーズンは44試合出場で6ゴール14アシストをマークしており、すでに強豪ドルトムントの主力となっている。代表はイングランドで、同国史上3番目の若さでデビューを果たした。

1位 ペドリ・ゴンサレス

国籍:スペイン
クラブ:バルセロナ
ポジション:MF
市場価値:8000万ユーロ
年齢:19歳

18歳の時にスペインA代表として欧州選手権を戦い、直後に東京オリンピックにも参戦した、すでに経験豊富なペドリ。ペドリもファティと同様怪我で戦線離脱を余儀無くされているが、復帰すれば低迷が続くバルセロナの中盤を支えてくれることだろう。