アヤックス

CIESスポーツ国際研究センターから、欧州のリーグで活躍する選手を下部組織から最も排出しているクラブランキングが発表された。

欧州主要31リーグに最も多くの選手を排出しているのは、アヤックスで85人。エリクセンやデ・リフト、フェルトンゲン、アルデルヴァイレルトなどが含まれる。

アヤックスはかねてより育成を得意としており、ヨハン・クライフやファン・バステン、ベルカンプ、ファン・デル・サール、セードルフ、スナイデルといった名選手も同クラブの下部組織で育っている。

アヤックスの次に多いのがベンフィカで73人。有名どころでいえば、マンチェスターCのベルナルド・シウバ、ジョアン・カンセロ、ルーベン・ディアス、エデルソンが当てはまる。他にも、ジョアン・フェリックスやレナト・サンチェス、古橋や旗手とチームメイトのジョタもベンフィカの下部組織出身だ。

3位、4位、5位はそれぞれディナモ・キエフ(72人)、ディナモ・ザグレブ(69人)、シャフタール・ドネツク(64人)となっている。

続いて、欧州5大リーグでプレーする選手を最も排出しているクラブを見ていこう。

欧州5大リーグでプレーする最も多くの選手を排出しているのは、レアル・マドリードで43人。マルコス・アロンソやカルバハル、モラタ、マルコス・ジョレンテ、ウーデゴール、バルベルデ、ハキミ、ヴィニシウスなどが含まれる。

続いて多いのがバルセロナで38人。メッシやブスケツ、ペドロ、ガビ、ニコなどが当てはまる。一時期は、シャビやプジョル、イニエスタなどラ・マシア出身の選手でトップチームを支えていた時期もあり、育成力には定評がある。

3位、4位、5位はそれぞれリヨン(34人)、PSG(34人)、マンチェスター・ユナイテッド(28人)となっている。リヨンはラカゼットやフェキール、PSGはキンペンベやエンクンク、マンチェスターUはラッシュフォードやポグバなどが対象となっている。