スペイン1部のグラナダは、財務構造の再構築を行った結果、今年度の会計年度末には赤字をゼロにする計画を立てた。

グラナダCFは、2020-2021年シーズンの会計年度の終了時に300万ユーロ(約3億8400万円)の黒字を出したが、そのうち100万(約1億2800万円)は前年の収入となる。 

これは、パトリシア・ロドリゲスCEOが本日発表したもので、同氏によると、ヌエボ・ロス・カルメン・スタジアムでの無観客試合やテレビ収入減額があったにも関わらずヨーロッパリーグの準々決勝に進んだことでこの収入の減少を補うことが出来たという。

 今シーズンのグラナダCFは、昨年と同じ6000万ユーロ(約76億8400万円)の予算を提示したが、今シーズンは赤字ゼロを目指す。しかし、その前に、12月26日に開催されるクラブ総会で、昨シーズンの予算と決算を承認しなければならない。短期的な将来を見据えて、「短期および長期の負債を増やさない」ことを目的とした経済構造の再構築を行っている。