カッパ

カッパとは、アディダスやナイキなどと同じスポーツウェアメーカー。サッカー界でも見かけることができ、例えば22-23年はエンポリやフィオレンティーナ(共にセリエA)、マインツ(ブンデスリーガ)、モナコ、アンジェ(共にリーグアン)のユニフォームを手がけている。

そんなカッパの親会社であるベーシックネット社は、2022年の売上を伸ばし続けている。具体的には前年同期比34.3%増の9億2940万ユーロの売上高で1-9ヶ月を終えた。

商用ライセンスおよび直営販売による売上は、前年同期比26%増の6億5000万ユーロ。他のチェーン店やサッカークラブとのライセンス契約などは、58.7%増の2億7950万ユーロとなった。

ベーシックネットのマルコ・ボリオーネ社長は、「非常に複雑な状況の中で、順調に業績を伸ばしている」と述べている。同社は、フランスのブランド「K-Way」の買収を3340万ユーロで完了し、不動産資産に780万ユーロを投資した。