スペイン1部のグラナダCFは、日本時間1月9日に行われたFCバルセロナとの試合で、今シーズン初めてユニフォームの前面にメインスポンサー「プラッツィ社」のロゴを付けた。1部リーグの中で唯一メインスポンサーを持っていないクラブだった。


グラナダとプラッツィ社の契約により、2021-2022年シーズンにメインスポンサーを持たないスペイン1部のクラブがなくなった。グラナダCFは、プラッツィ社と今シーズン終了までユニフォームの前面にロゴを付けることで合意に達した。金銭的な条件は明らかにされていない。日本時間1月9日に行われたFCバルセロナとの試合でお披露目となった。試合は後半終了間際の得点で1-1の引き分けだった。

プロフェッショナル技術教育プラットフォームを扱う「プラッツィ社」は、男女のトップチームとリザーブチームの両方に導入される予定。このブランドがスペインサッカー界に参入するのは初めてのことで、グラナダは「国際市場における我々のポジションを確立する」と強調している。

グラナダは、ヨーロッパリーグ出場のおかげで、300万ユーロ(約3億9300万円)の純利益で2020-2021年を締めくくっていた。2021-2022年シーズン、クラブは6000万ユーロ(約78億6500万円)の予算を提示し、その内スポンサー収入は10%程度の600万ユーロ(約7億8600万円)の予定だった。現在のクラブのスポンサー状況として、ナイキ(テクニカルパートナー)やコカコーラなどを持っている。