1節ジローナ戦ではPKで先制したバレンシアはそのまま逃げ切り白星。第2節はビルバオと対戦。第1節は逆の展開で相手に1点を守り切られ黒星を喫した。

2節を終えて辛勝と惜敗で可もなく不可もなくといったスタートを切ったバレンシアは、ユニフォームの背面に記載するスポンサー契約を締結することに成功。

背面スポンサーはエレーロ・ブリガンティーナという金融サービスや保険仲介を営む企業だ。この契約により、本拠地とするメスタージャスタジアムのLED広告やクラブハウスの「パテルナ」やクラブのデジタルアセットで目にすることになる。なお、金銭的な契約状況については明らかになっていない。

バレンシアの一番ティアの高いスポンサー(パートナー)は現在欧州5大リーグの様々なクラブのメインスポンサーを務めているオンライン自動車販売会社のCAZOOとテクニカルスポンサーのプーマ。今回新しくパートナーに加わったエレーロ・ブリガンティーナはその一つ下のティアになる。

その他経営陣の動きとして注目すべきは新スタジアムだ。「ノウ・メスタージャ」は今のところ2024年の完成予定で総予算は3億5000万ユーロ。現在に至るまで1億7200万ユーロを投資しているが、残り1億1500万ユーロが必要となっている。