リヨン

米国の実業家ジョン・テクスター氏(リヨンのオーナー)が所有するイーグル・フットボール社によるオリンピック・リヨン買収のクロージングが、11月17日まで延期されたことが明らかになった。

イーグル・フットボール社のオリンピック・リヨンへの参入に際し、8600万ユーロの増資を実施する予定。増資による調達資金は、スポーツ用品やインフラを中心とした大型投資に充当する予定だが、7月31日までに開催されるOLグループの臨時株主総会での承認が条件となっている。

イーグル・フットボール社は、ジョン・テクスター氏とジェイミー・ソルター氏を中心に、スポーツへの投資を目的に設立されたアメリカの企業。

ジョン・テクスターは、かつて本田圭佑が所属したブラジルのボタフォゴのオーナーであり、さらにプレミアリーグのクリスタルパレスの共同オーナーでもある。

当初のオリンピック・リヨンの売却手続きは9月に行われる予定だった。しかし、取引に関する書類がまとまらず、10月に延期されたものの、クラブの取引が停止された10月21日にも、取引を行うことができなかった。