マラドーナ

マラドーナの「神の手ボール」はまたもや落札されなかった。『Daily Mail』が報じているところによると、リザーブ価格に到達しなかったため、出品者の手に戻ることとなったという。

神の手が生まれた1986年準々決勝で使用されたこのボールは、昨年11月にもイギリスでオークションに出され、その際は200万ポンドの入札があったそうだが、落札されていなかった。

このボールは当時の試合を裁いたアル・ビン・ナセル元審判が試合終了から持っていたそうだが、その後オークションにかけられるようになった。

マラドーナのアイテムに関しては、昨年5月に神の手ゴールが生まれた試合のユニフォームが出品された際、930万ドルという破格の金額で落札されている。

当時はイギリスとアルゼンチンによる戦争から4年後という、まだ緊張の走る状態での試合だったため、戦争に敗れたアルゼンチンに2-1での勝利を、そして最終的に優勝をもたらしたマラドーナは英雄扱いされている。

(By ALLSTARS CLUB編集部)