ソラレ社は、ラ・リーガとの契約以降最大のラウンドを終了した。ブロックチェーンをベースとしたファンタジーゲーム「ソラレ」は、ソフトバンクが主導する取引で6億8000万ドル(約744億9430万円)を調達。

このラウンドには、サッカー選手のジェラール・ピケやリオ・ファーディナンドといった個人投資家も参加している。

今回の取引により、ソラレ社の評価額は43億ドル(約4710億円)となった。同社は2018年に設立され、株主にはAccel社やBassemer Ventures社のほか、アントワーヌ・グリーズマンやセサル・アスピリクエタなどの現役選手も名を連ねる。

ソラレとは、現実の試合でのパフォーマンスに基づいて評価が変わる選手カードを購入することができるオンラインゲーム。選手カードは、ブロックチェーン技術に基づいて、その真正性が保証されており、NFTとして取引される。

2021年1月以降、このプラットフォームでは1億5000万ドル(約164億3260万円)の取引が記録されている。

ソラレとラ・リーガの契約は、サンタンデール銀行やEAスポーツ社との契約に匹敵すると言われており、それぞれ年間1172万ドル(約12億8400万円)以上の利益を計上。

ソラレとの提携により、ラ・リーガは50万人のソラレ登録ユーザーを引き寄せられるようになり、ソラレは2022年までに他の主要なリーグとの契約も獲得したいと考えている。