タバレス前監督は、「ラ・セレステ」として知られるウルグアイ代表チームから、2022年カタール・ワールドカップの予選で4試合を残して解雇されました。

この解任のニュースは世界を駆け巡りました。ウルグアイサッカー協会は、2022年カタールW杯の南米予選終了までの4試合を残して、”マエストロ”(先生)タバレス監督の解任を決めたのです。

「タバレス氏のこれまでのウルグアイサッカー界への貢献度は計り知れません。この15年間、ウルグアイを再びサッカー界のトップに押し上げた成果に敬意を表し、その功績を称えます」と、AUFはウルグアイ代表チームでの前監督の功績を称える言葉を述べました。

タバレスの退任が正式に決まると、その後任として誰が選ばれるのかが話題になります。2022年のラ・セレステの監督候補には、現リバープレートのマルセロ・ガジャルド監督(元アルゼンチン代表)も加わりました。しかし、近い将来、AUFは退任する監督の契約解除問題を解決しなければなりません。

その意味では、ウルグアイサッカー協会が解雇されたタバレス氏に3ヶ月分の給与を支払わなければならないと、現地メディアは指摘しており、この金額は、約30万ドル(約3425万円)になるといいます。しかし、その金額に加えて、もしウルグアイがカタールW杯への出場を達成した場合、タバレス前監督に何パーセントかを支払わなければならないかもしれません。

”マエストロ”の指揮の下、14試合を終えてウルグアイ代表は勝ち点16で7位につけています。現在、5位のペルー代表(勝ち点17)とは1ポイント差、同じく17ポイントのコロンビアは得失点差で4位につけています。ウルグアイは、ブラジル(1-4)とアルゼンチン(0-1)とのダービー(後者はモンテビデオで行われた)を含め、最近5試合で4敗を喫しています。