コスモス社

El Confidencial紙によると、バルセロナのジェラール・ピケがCEOを務めるコスモス社は、同選手の出資により、2150万ユーロの増資を行なったという。このオペレーションは、社内組織再編の一環として行われたもの。

先週、コスモス社は、映像制作を専門とするでコスモス・ニュースタジオと、「スポーツ選手やアーティストなどに対する管理、指導、代理、権限付与、法的および経済的アドバイス、ならびにイメージ、商品化、テレビおよびインターネット権の利用」を担当するコスモス・マネジメントユニットを設立し、組織を再編成していた。

2017年に設立されたコスモス社は、スポーツやエンターテインメントコンテンツを制作する「コスモス・スタジオ」、2019年からデビスカップを開催している「コスモス・テニス」、スペイン2部に昇格したばかりのFCアンドラの株式の過半数を保有する「コスモス・フットボール」など複数の子会社を持つ。

2021年は、いくつかのイベントや大会を開催したり、ゲームストリーマーのイバイ・ジャノスと提携し、LoL(リーグオブレジェンド)の出場権を獲得したりした。実際、これらのイベントによってコスモス社の知名度は一気に高まり、アマゾンやメントス、ケルメ、オレオ、フォルクスワーゲンなどのスポンサーと契約することができた。

さらに、コスモス社は放映権の購入にも力を入れており、フランスリーグ1の3シーズン分の権利を取得している。