プレミアリーグ

イングランドのサッカーファンは、1985年以来初めて、再びスタジアムのスタンドでアルコールを飲むことができるようになった。英国政府は、警察の承認を待って、まずイングランドの下部リーグの試合でビール販売を試そうとしている。

イングランドのスタジアムでは、37年前に制定された法律により、ビールやアルコール飲料全般を直接スタンドで飲むことが禁止されている。この禁止令は、もちろんのこと、試合の妨害行為や乱闘を減らすことを目的としている。

英国のタブロイド紙『サン』によると、この動きは、ファンを試合の中心に戻すと言う閣僚の支持を受けた計画の一部だそうだ。この件に対して文化・スポーツ大臣のナディン・ドリーズ氏は、「サッカーはファンなしには成り立たない」と述べた。

2018年には、イングランドの複数のクラブがサッカー協会に、ファンがスタンドでアルコールを飲むことを再び許可するよう要請していた。イギリスでは、特定の場所では飲酒が許されているが、少なくとも観客席では禁止されている。

クラブだけでなくイギリスの計10社が、アルコール禁止を撤回するように行政に要求している。