プレミアリーグ

マンチェスターCとリバプールがプレミアリーグをここ数年席巻しているが、その両チームでエース級の活躍を見せているデブルイネとサラーが最初にプレミアリーグでプレーしたクラブをご存じだろうか。

名門チェルシーだ。

サラーは2014年から2016年まで所属し、デブルイネは2012年から2014年までチェルシーに所属していた。彼らはチェルシーで出番を得ることができず、サラーはイタリアへ、デブルイネはドイツに活躍の場を移すことになった。2人は移籍先で圧倒的なパフォーマンスを見せ、サラーはリバプール、デブルイネはマンチェスターCの選手としてプレミアリーグに戻ってきた。

当時の首脳陣はチェルシーのチーム状況を鑑み放出を決意したが、彼らが逃した魚は大きかった。

のちに2人はリバプールとマンチェスターCのエースとなり、リーグを代表する選手となり、対戦相手として立ちはだかっている。

彼らのほかにもチェルシー退団後に大きな成功を収めた選手が多くいる。

チェルシーがそれだけ素晴らしい選手を獲得している証左でもあるが、今回は2013年以降、チェルシーを退団した選手で、ベスト11形式で紹介する。

GK ティボー・クルトワ

2011年にチェルシーに加入したクルトワはアトレティコへのレンタル移籍を経て2015年から2018年までチェルシーでプレー。2018年にはマドリー移籍を果たし、CL優勝やラ・リーガ制覇を成し遂げるなど大きな成功を手にした。

RSB タリク・ランプティ

2006年にチェルシーFCのユースアカデミーに入団。2019年にトップチームに昇格し、プロ契約を締結。2020年にブライトンに移籍を果たし、21歳ながらプレミアリーグでこれまで50試合以上に出場している。

LSB ファン・クアドラード

2015年にチェルシーに加入したクアドラードはプレミアリーグへの適応に苦しみ、1年でチェルシーを退団することになった。

クアドラードはその後、イタリアに戻り、ユベントスで3年連続の二冠を達成し、さらに続く3シーズンでセリエA優勝2回、コッパ・イタリア優勝1回を果たす。2017年にはユーベのチャンピオンズリーグ決勝進出に貢献した。

CB フィカヨ・トモリ

2005年に8歳でチェルシーのアカデミーに入団したトモリは2016年にトップチームデビューし、ブライトン、ハルシティ、ダービーなどへのレンタル移籍を経て、2021年にミランに完全移籍。21−22シーズンには中心選手として11シーズンぶりのリーグ優勝を果たした。

CB アントニオ・リュディガー

シュツットガルト、ローマを経て2017年にチェルシーに加入したリュディガーはCL制覇などに貢献し、21−22シーズンには公式戦53試合に出場するなど中心選手として活躍したものの、マドリーへのフリーでの移籍が発表された。

CMF  ネマニャ・マティッチ

マティッチは2009年にチェルシーに加入したものの、2011年に退団。ベンフィカでハイパフォーマンスを発揮すると2014年に再びチェルシーに加入。モウリーニョ監督の下、タイトル獲得に貢献した。

2017年にマンチェスター・ユナイテッドに移籍し、2022年までプレー。先日ローマへの移籍が発表された。

CMF セスク・ファブレガス

アーセナルでプレーしたファブレガスがチェルシーのユニフォームをきてプレーする姿は当初は違和感があったものの、最終的にファブレガスはチェルシーで198試合に出場し、5つのトロフィーを獲得する大成功を収めた。

2018年に監督に就任したサッリは中盤の刷新を図り、2019年1月にファブレガスを1000万ポンドでモナコに売却した。モナコではベテランとして若手中心のチームの精神的支柱としてプレーした。

LMF ケビン・デブライネ

チェルシーを退団後ドイツのクラブを経てシティに加入し世界最高のMFに成長。

RMF モハメド・サラー

チェルシーを退団後、イタリアのクラブを経てリバプールで世界最高のFWに成長。

CF タミー・エイブラハム

チェルシーのアカデミー出身でストライカーとして頭角を表していたエイブラハムは21−22シーズンの開幕前にルカクがチェルシーに復帰した影響を受け退団。

移籍先のローマではラツィオとのダービーで2ゴールを記録するなど活躍を見せ、最終的にリーグ戦37試合に出場し17ゴールを記録した。

CF エデン・アザール

2012年にフランスのリールからチェルシーに移籍したアザールはチェルシーで圧倒的なパフォーマンスを発揮。リーグ優勝などのタイトル獲得に貢献した。

彼が憧れと話していたマドリーへの移籍を果たしたのは2019年。

チェルシーにとっては完璧なタイミングを選んだと言える。

当時、アザールは間違いなくプレミアリーグで最高の選手であり、契約は1年しか残っていなかった。レアル・マドリードは1億ユーロを投じて彼を獲得したが、19-20シーズン、わずか22試合出場、1得点という怪我に泣いたシーズンだったことを考えると、レアルにとっては1年待ったほうがよかったかもしれない。