昨日、惜しくもプレミアリーグ優勝を逃したリバプールはフラムからU-21ポルトガル代表MFファビオ・カルバーリョを獲得したことを発表した。

ファビオ・カルバーリョはフラムの下部組織出身の19歳。2020年にトップチームデビュー。今シーズンは主力として活躍し、公式戦38試合出場で11ゴール8アシストと素晴らしい活躍を見せ、クラブのプレミアリーグ昇格に貢献した。

今回は来シーズンからリバプールに加入することになったファビオ・カルバーリョに関する関係者らの彼への評価を紹介する。

■マルコ・シルバ(フラム監督)


「ファビオには天性の才能がある。天性の才能があるということは、大きなキャリアを持ち、トップに立つための最初の大きなステップだ。」

「ファビオは他にも本当に大切なものを持っている。彼は毎日、学ぶために正しい考え方で一生懸命に働いているし、謙虚なんだ。」

「彼は素晴らしいキャリアを前にしていると思う。僕の考えでは、彼はトップクラスの才能を持っている。」

「彼の周りにはたくさんのクラブがあり、たくさんの噂があった。19歳の少年が、シーズン最初の2ヶ月で、ヨーロッパ中のクラブからたくさんの噂を立てられるのは、普通のことではありません。」

「彼は決して集中力を欠くことなく我々のサッカークラブの昇格やチャンピオンになるために本当に貢献してくれた。」

「残念ながら、彼は来シーズンに我々のシャツを着ることはできないが、彼の成功を祈っている。」

■アレクサンダル・ミトロヴィッチ(フラム所属選手)


2022年5月にフラムがルートン・タウンを相手に7-0で圧勝した後、次のように語った。

「なんと言っていいかわからない。正直言って、彼を表現する言葉が見つからない」

「彼は少しシャイだから、あまり褒めたりはしないけど、彼は素晴らしい少年だ。」

「彼はサッカーが大好きで、毎回のトレーニングを楽しみ、一生懸命働き、ピッチ外でも多くの努力をし、常に学びたがり、とても冷静だ。」

「彼はとても落ち着いている。どうなるかはわからないが、もう少し一緒にプレーしてみたい。今シーズンは、彼の隣でプレーできて楽しかった。」

■アリ・マクスウェル(コメンテーター)


「彼はかなりセンセーショナルだ。彼が今まで2部リーグでプレーしていたことがかなりクレイジーだったと思う選手だ。」

「彼は、スミス・ロウを少し思い出させる。カルバーリョはさらに効率的で、瞬間的に最も賢いプレーをする。思考のスピードとコンビネーションプレーが彼の本質なんだ。」

■サム・パーキン(元イプスウィッチ ストライカー)


「彼は信じられないほど才能があり、私は彼の人並外れた能力が好きだ。」

「17歳、18歳、19歳の選手を見て、『その若さでどうやってゲームを理解するんだ?』といつも思う。でも、彼はよくゲームを理解している。さらに、身体能力も高い。」

「彼は本物で、チャンピオンシップで長くプレーしてきた選手と比較しても良い選手だ。プレミアリーグでも試合の流れを変えることができる選手だと思う」

■グレッグ・カットウェル(映画監督/フラムサポーター)


「少し前、彼は『バロンドールを受賞したい』と言った。どんな選手でも、そんなことを言ったら『現実を見ろ』と思うだろう。でも、ファビオの場合は、謙虚なんだ。彼は内面に大きな自信と信念を持っており、それが彼を世界最高の選手の一人にするのだろう。」

「サラー、マネ、フィルミーノ、ディアスと一緒に練習すれば、彼らから学ぶだろうし、当然、彼らに大きな敬意を示すはずだ。でも彼は内心では『今日は練習場でお前を超えるぞ、お前のポジションを奪ってやる』と思っているはずだ。かつてスティーブン・ジェラードがそうであったようにね。

彼(ジェラード)は自分より上の選手に憧れつつも、『お前のポジションを奪ってやる』と考えていたんだ。私はファビオの素質に疑いはない。もし彼が移籍するとしても、それを素直に受け入れると思う。」


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