ブンデスリーガ

ブンデスリーガ第17節で顔を合わせたシャルケとライプツィヒ。シャルケは吉田麻也と上月壮一郎がスターティングメンバーに名を連ねた。上月はブンデスリーガ2試合目の出場である。

試合は前半から大きく動いた。ライプツィヒは開始早々の7分にアンドレ・シウバのゴールで先制点をあげると、15分にはベンヤミン・ヒンリヒスのゴールで2点差とする。前半終了間際にも2点を叩き込み、0-4で前半を折り返した。

かなりの劣勢で何とか一矢報いたいホームのシャルケで一人気を吐いたのは、ブンデス2試合目の上月だった。左サイドからの絶妙なスルーパスを受けると、ワントラップでディフェンスラインを突破する。体勢を崩されながらも、ファーサイドに流し込んだ。上月にとってブンデスリーガ初ゴールだ。

このままの勢いで点差を詰めたかったシャルケだったが、得点を奪えないまま83分と89分に連続失点を許し万事休す。1-6の敗戦という厳しい結果に終わった。

ブンデス初ゴールを決めた上月は、自身の公式インスタグラムで初ゴールを報告。オランダのAZでプレーする菅原由勢や元日本代表の李忠成らが賞賛の声を送った。

一方でシャルケは17試合を終了した時点で勝ち点はわずか「9」。このままでは1シーズンでの2部降格もあり得るだろう。