ラ・リーガ

Spsg Consultingが作成した「Sports Sponsorship Barometer 2022」によると、2022年のスペインスポーツ界において、スポンサーとしての認知度が最も高いブランドは、コカ・コーラ、Movistar、サンタンデール銀行がトップ3となった。

トップ10には、レッドブルやエミレーツ航空、ハイネケンなど世界的企業も含まれている。

サッカーに限定すると、最も認知度が高いのはサンタンデール銀行。現在リーガ・エスパニョーラの命名権を持っている企業だ。「ラ・リーガ・サンタンデール」という名称を聞いたことがある人も多いだろう。

サンタンデール銀行に続いて認知度が高いのはエミレーツ航空。世界を代表するビッグクラブであるレアル・マドリードの胸スポンサーとなっている企業である。2013年から同スポンサーを担当しており、昨年10月には2026年まで契約を更新したことが明らかになった。

Spsg ConsultingのCEOであるカルロス・カント氏は、「スポンサーシップは、より洗練され、専門的になるというプロセスを続けています。その結果、トレンドの中でも、スポンサーシップの関係を財産化できるコンテンツ、体験、プロジェクトの生成による価値創造が際立っていることがわかりました」。

続けて、「OTTやインフルエンサー、ソーシャルプラットフォーム、特にインスタグラム、ユーチューブ、ツイッターとの統合など、スポーツに関する視聴覚コンテンツへのアクセスに関して、スポンサーやスポーツ施設は従来のアプローチの見直しを迫られています」と分析している。