UEFAはフットサルの発展と普及を続けており、この種目に対して毎年投資を行っている。UEFAは、2020年から2021年にかけて行われるフットサルの欧州の主要大会開催のコストとして690万ユーロを計上した。

これらの大会での総収入は29万3000ユーロで、総支出の4.2%をやっとまかなえる程度であった。つまり、UEFAは予算の95%以上を拠出し、投資額は660万ユーロで、2019-2020年に比べて5.7%減となった。

このようなコンペティションが生み出すビジネスは、スタンドにファンがいない状態で始まった今シーズンにおいて、前年比78%増となったのは朗報に値する。しかし、この収益の大部分を占めるのはフットサル・チャンピオンズリーグで、75%を占めている。クラブ大会の損失を補うため、UEFAは2019-2020年と比較して16.8%増の360万ユーロを投資した。

バルセロナが優勝した”フットサル”のチャンピオンズリーグの収益面では、前年度比で顕著な増加が見られた。要因としては、ハイネケン、プレイステーション、レイズ、マスターカード、フェデックス、ジャストイートなど、”サッカー”のチャンピオンズリーグの商業パートナー数社を参加させ、大会を活性化させるためのチャンネルを増やしたことにある。

この新しい収入源により、売上高は前年比52%増の21万9000ユーロとなったが、”フットサル”のチャンピオンズリーグにおける損益は△340万ユーロで赤字になることは避けられなかった。

一方、昨年2月にポルトガルが優勝した欧州フットサル選手権の予選では、UEFAは280万ユーロを費やした。また、フットサルのEUROはサッカーのEURO2020のメインスポンサーであるアリペイを共有している。

共有スポンサーを使用するこの戦略により、予選の試合のみで1年間でUEFAは1万1000ユーロの収入を得ることができた。しかし約270万ユーロの赤字となってしまっている。