日本時間12月18日0:00、クロアチアとモロッコによる3位決定戦が行われる。クロアチアはアルゼンチンに、モロッコはフランスに敗れ、決勝進出とはならなかった。
ワールドカップにおける3位決定戦は、1954年に初めて行われてから今大会まで続いている。
これまでの試合と比べるとやや盛り上がりに欠けるかもしれないが、ベスト4まで上がってきた強者たちの戦いは見どころたっぷりなものになるだろう。
クロアチアは国としての歴史がまだ浅く、モロッコとの対戦もあまり多くない。これまで2回対戦しているが、そのうちの1回はカタールワールドカップのグループステージだ。
それでは、クロアチアとモロッコの過去の対戦成績を簡単に振り返っていこう。
1996年ハサン2世トロフィー(2-2、PKでクロアチア勝利)
両者の初対戦は1996年。ハサン2世トロフィーとは4ヵ国が参加する小さなトーナメントで、96年はモロッコ、クロアチア、チェコ、ナイジェリアが戦った。
この試合は前半から激しく動く。25分までに2-1でクロアチアがリードするという状況だ。しかし後半にモロッコが1点を追加し、2-2のままPK戦まで進んだ。
PKでも荒れに荒れるが、最終的にクロアチアが勝利した。
2022年カタールW杯グループステージ(0-0の引き分け)
2回目の対戦は、2022年のカタールワールドカップ。ベルギー、クロアチア、モロッコ、カナダのグループだ。
グループステージの初戦で対戦した両者。下馬評では前回準優勝のクロアチアが有利かと思われたが、結果は0-0のスコアレスドロー。両国とも最終的にベスト4まで進んできた。