スポーツ投資プラットフォーム「Fansportmarket」は、ファンの間で株式を売買するプロジェクトを立ち上げた。クラブが追加収入を得ることで、ファンとの関係を強化することができるようになる。


スペインナショナルフットサルリーグ(LNFS)は、ファン向けの取り組みとして、暗号通貨の世界に乗り出す。同協会はFansportmarketと契約を結び、ファンがクラブの仮想株式を売買することでチームに投資するオプションを提供する。

LNFSは、こうした金銭的な交流を通じて、リーグや各クラブとファンとのつながりを深めようとしている。さらに、クラブ側は追加収入を得ることができるという。

Fansportmarketは、クラブランキングにおける順位によって株式の価値が決定する方式をとっており、これにより、ファンはチームや選手のパフォーマンスに応じて、何らかの形で投資をすることになる。参加者はユーロで残高を蓄積し、2023年にはFansportmarketトークンに変換され、プラットフォームを介してさらに売却や利用が可能になる。

FansportmarketのCEOであるルイス・ビジャヌエバ氏は、「この事業はすべての関係者、そして主にすべてのフットサルファンにとって非常に重要なステップとなります。そしてファンが頭を使い、そして何よりも心を込めて自クラブに投資できるようになります」と指摘している。

一方、LNFSの会長であるハビエル・ロサノ氏は、「暗号通貨という新しいテクノロジーをフットサル界に取り入れることによってさらなる新しいチャンスになるでしょう」と説明した。