プレミアリーグ

プレミアリーグも残すところ数試合となり、リバプールとマンチェスター・シティの優勝争い、ノースロンドン勢のCL出場権争い、リーズ、バーンリー、エバートンらが絡む残留争いが熾烈を極めている。

そんなプレミアリーグだが、来シーズンも間違いなく熾烈なタイトル争いが繰り広げられるだろう。

今回は現在プレミアリーグのクラブからレンタル移籍中で、来シーズンレンタルバックが期待される選手達を紹介する。


1. フリアン・アルバレス(マンチェスターC)


アルバレスは、1月の移籍市場でマンチェスター・シティに加入したが、すぐにリーベルプレートにレンタルされ、そのままリーベルでプレーした。

ただ、アーリング・ハーランドがシティに加入し、来シーズンの先発メンバーの第一候補であるため、アルバレスは熾烈なポジション争いを繰り広げることになるだろう。

しかし、アルバレスは南米で最も才能のある若手選手の一人とみなされており、2022-23年のプレミアリーグでもインパクトを与えることが期待される。

アルゼンチン出身のアルバレスは、2022年にリーベルプレートで15試合に出場して12のゴールに関与し、前線のどのポジションでもプレーすることができる。

また、ガブリエル・ジェズスやラヒーム・スターリングもシティでの将来が不透明である一方、ハーランドは今シーズン怪我の問題に悩まされているため、状況によっては多くの出場機会を得ることができるだろう。

2. ウィリアム・サリバ(アーセナル)


2019年夏に2700万ポンドでアーセナルに加入したにもかかわらず、サリバはまだアーセナルのトップチームでの出場機会を得ていない。

彼は2019-20シーズンにアーセナルと契約したが、レンタルという形でそのままサンテティエンヌでプレーし、2020-21シーズン後半はニースで過ごした。

2021-22シーズンを前にマルセイユに加入し、今シーズンは全コンペティションで51試合に出場して20のクリーンシートに貢献するなど、輝かしい成績を残している。

マルセイユの来季チャンピオンズリーグ出場権獲得にも貢献し、リーグアンの年間最優秀若手選手賞も受賞した。

TEAMtalkによると、サリバはアトレティコ・マドリードやACミランからの関心を集めているが、今夏にアーセナルに戻り、トップチームの座を争うことを望んでいるという。シーズン終盤にDFラインに多くの欠場者が出たアーセナルはどのような決断を下すのだろうか。

3. ジェームス・ガーナー(マンチェスターU)


ポグバや、マティッチらの退団が予想され、中盤の補強の必要性が指摘されるマンチェスター・ユナイテッド。ここ最近、多くの選手の獲得の噂が出ており、ウエストハムのデグラン・ライスやリーズ・ユナイテッドのカルヴィン・フィリップス、チェルシーのカンテなど多くのビッグネームの名前が上がっている。

一方で、現在レンタル修行中の選手をチームに戻す選択肢もある。

その選手とは、現在、ノッティンガム・フォレストへレンタル移籍中のジェームス・ガーナーである。これまでワトフォード、ノッティンガム・フォレストで過ごし、今シーズンもノッティンガム・フォレストで41試合の出場で4ゴール8アシストを記録するなど素晴らしい活躍を見せている。

現在21歳の彼はプレミアリーグの相手にも強い印象を与え、アーセナル、レスター・シティ戦の勝利に貢献。リバプール戦では敗れたものの、素晴らしいパフォーマンスを見せた。

ガーナーはプレシーズンで、ユナイテッドの新監督エリック・テン・ハグにアピールの機会を与えられると言われている。ノッティンガムフォレストはプレミアリーグ昇格プレーオフを戦っているが、昇格を果たせば、もう1シーズン、フォレストに留まる可能性もある。

4 イーサン・アンパドゥ(チェルシー)


アントニオ・リュディガーとクリステンセンがシーズン終了後にフリーで移籍することが決まり、チェルシーは新しいセンターバックの獲得を切望している。

トッド・ベーリーによるクラブの買収が成立すれば、彼らは間違いなく移籍市場から選手を獲得するだろうが、アンパドゥを昇格させることも可能だ。


アンパドゥはRBライプツィヒとシェフィールド・ユナイテッドで過去2シーズンを過ごした後、チェルシーで新契約を結び、セリエAのヴェネチアに1シーズンのレンタルで加入した。

ヴェネチアはセリエBへの降格となってしまったが、現代的なボールプレーヤーとしての能力を発揮した。

チェルシーから3度のレンタル移籍を経て、2021-22年に見事なブレイクを果たしたトレボー・チャローバの足跡をたどることが期待されている。