スペインとポルトガルが、2030年のワールドカップ開催に一歩近づいた。スペインサッカー連盟(Rfef)とポルトガルサッカー連盟(FPF)が、ワールドカップ開催への正式な立候補を行った。

両団体が発表した文書によると、2030年W杯は14の会場で行われ、そのうち11会場がスペインに、3会場がポルトガルにあり、さらに72のトレーニング施設(うち54がスペイン、18がポルトガル)で行われることが確定している。

文化・スポーツ大臣のミケル・イセタは、現在スペインスポーツ上級委員会(CSD)に、各クラブと自治体のスタジアムがW杯で使えるようにするための手続きを要求している。

試合開催のスタジアムの条件としては最低4万人の観客を収容することが定められている。準決勝では最低収容人数が6万人に、決勝と開幕戦は最低8万席のスタジアムで行わなければならない。