先日スペインで「WeCoachプログラム」の発表会が行われた。女性のスポーツ実践を促進するために企画されたプロジェクトで、女性がトレーニングセッションを指揮・開発する。


スペイン王立陸上競技連盟(RFEA)と女性のスポーツを促進する団体「ウニベルソ・ムヘル」は、今後も女性のランニングを支援する。女性のスポーツの実践を促進し、健康のために体を動かすことの重要性を認識してもらうために、全国規模のプログラム「WeCoach」を開始した。

元プロスポーツ選手として活躍した計11名の女性が、スペインの各都市でランニングなどのトレーニングプログラムをコーディネートする。コーチは ナタリア・ロドリゲス氏(元中距離選手・オリンピック出場)、マイテ・マルティネス氏(元中距離選手・オリンピック出場)、マリア・バスコ氏(元競歩選手・オリンピック出場)、ジャクリーン・マルティン氏(元中長距離選手・国内大会5回優勝)、ディアナ・マルティン氏(元3000m障害選手・オリンピック出場)、タマラ・サンファビオ氏(元マラソン選手)、アマイア・アンドレス氏(元中距離選手・オリンピック出場)、マルタ・フェルナンデス氏(元長距離選手)、アルバ・ガルシア氏(元長距離選手)、イザベル・マシアス氏(元中距離選手)、ロサ・モラト氏(元3000m障害選手・オリンピック出場)の11名。

現在、11名の女性コーチが在籍しているが、WeCoachはプログラムの進展に伴い、さらなる女性アスリートがプログラムに参加することも視野に入れている。「アスリートではなく一般人の参加を目指すプロジェクト。だからこそ、このスポーツを普及させ、社会がより健康になるようにしたいのです」とトレーナー兼プログラムのコーディネーターであるアマイア・アンドレス氏は説明している。


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