チェルシー

チェルシーがマンチェスター・シティやレッドブル・ライプツィヒを追跡へ。

Sportico紙によると、今年5月にチェルシーの新オーナーに就任したトッド・ベーリー氏は、選手やクラブの育成を促進するため、欧州の小規模なサッカークラブの買収を検討しているという。 

同オーナーは、傘下に複数のチームをコントロールし、そこを通じて選手をレンタルさせて育成しているシティ・フットボール・グループやレッドブルといったコングロマリットに狙いを定めた。「ヨーロッパの競争力のあるリーグにある別のクラブを通じて、サッカー界での影響力を広げ続けたいと思っています」と話している。 

しかし、問題点がない訳ではない。「我々の問題の一つは、選手育成を他のクラブの手に委ねてしまうということです。彼らは、決して我々のビジョンと合致しているわけではないからね。」とベーリー氏は言う。

ただ、同オーナーは、チャンピオンズリーグに2つのクラブ(ライプツィヒとザルツブルク)を出場させ、ドミニク・ショボスライ(ハンガリー代表、21歳)など若手選手を同クラブ間で移籍させているレッドブルの動きを強調した。

シティ・フットボール・グループのクラブ一覧

・マンチェスターC(イングランド)
・ニューヨークC(アメリカ)
・メルボルンC(オーストラリア)
・モンテビデオCトルケ(ウルグアイ)
・ロンメルSK(ベルギー)
・トロワAC(フランス)
・横浜Fマリノス(日本)
・ジローナ(スペイン)
・ムンバイC(インド)
・四川九牛足球倶楽部(中国)
・クルブ・ボリバル(ボリビア)
・パレルモ(イタリア)

レッドブル・グループのクラブ一覧

・ライプツィヒ(ドイツ)
・ザルツブルク(オーストリア)
・レッドブル・ニューヨーク(アメリカ)