ラ・リーガは今も成長を続けている。スペインメディア『2Playbook』が発表した最新の調査によると、その価値は前年比32%増となる約138億ユーロに達しているという。これは、スペインにおけるサッカーの重要性と、世界中のサポーターによって引き起こされる関心度の高さを示す数字である。
調査によると、チャンピオンズリーグ優勝14回など数々の実績を誇るレアル・マドリードは、チケット販売、マーチャンダイジング、スポンサーシップなどにより、世界で最も裕福なクラブの1つで、推定価値は前年から42%増の43.2億ユーロとされている。
一方、今季リーグ優勝を達成したバルセロナは、ラ・リーガで2番目に価値が高いクラブであり、推定価値は前年比46%増の42.3億ユーロとなっている。資産売却やエスパイ・バルサの活動が上昇の主な要因だ。歴代のバルセロナには、メッシを始め多くのスター選手が所属しており、日本を含む世界中に多くのファンが存在する。
ラ・リーガの経済成長の理由については、放映権の重要な投資や施設の改善、クラブの効率的な財務管理などが挙げられる。
(By ALLSTARS CLUB編集部)